こんにちは、まる(@inukabu_maru)です。
まるが株主優待一般信用クロス取引で利用している
楽天証券について解説していきます。
楽天証券のおすすめポイント
逆日歩の発生しない一般信用売は、株主優待クロスには欠かせません。
そして、一般信用の取扱銘柄数や取得コスト等は証券会社毎に差が出る最も重要なポイントになります。
楽天証券の一般信用は
☆条件次第で手数料や金利まで無料になる
☆株主優待銘柄の取り扱いがとても豊富
☆貸株料の安い一般信用無期限を完備
株主優待の一般信用クロスには欠かせない証券会社です。
手数料無料で使える
楽天証券には信用手数料を無料にできる制度が4つあります。
・ゼロコース NEW
・超割コース 大口優遇
・いちにち定額コース
・いちにち信用
これらをうまく利用すれば、コスト削減にとても有利になります。
ゼロコースなら誰でも手数料無料!
2023年10月からゼロコースが新設されました。
ゼロコースは国内株取引(現物/信用)が 手数料0円!
手数料無料の条件としてSOR/Rクロスの利用同意が必要です。
また、ゼロコースはSOR注文が必須となっています
※iSPEEDのバージョンが古いと発注できない場合があるのでバージョンアップ推奨。
東京証券取引所やPTS(私設取引システム)など複数の市場から最良価格がある市場を自動的に選び注文を執行する仕組みのこと。
東証よりも有利な価格で約定する事も多いので、利用者側にもお得な仕組みだと思います。
楽天証券が運営する注文のマッチングシステムです。
東証と呼値は同じで現物取引のみを対象とし、Rクロスでの約定はToSTNeT市場で売買が成立します。
まるはゼロコースが始まる前からSORを利用してました
これなら無料条件はほぼ無いのと同じだな
超割コースは大口優遇で手数料無料
超割コースでは、いくつかある条件の中の1つ満たせば
3か月間手数料が無料になる大口優遇という制度があります。
2023年10月から現物取引も約定代金に関係なく完全無料化され、現物/信用ともに完全無料となりました!
優遇適用期間中にさらに条件を満たすと、その時点からまた3か月間適用に更新されるので、ずっと無料で使い続ける事も可能です。
また、2020年9月28日取引分から大口優遇条件が大幅緩和されています。
まいにち判定は翌営業日から、まいつき判定は翌月から大口優遇が適用されます。
適用条件の中で、信用取引に関連するものは
・1日の新規建約定金額合計3,000万円
・1ヶ月の新規建約定金額合計3億円以上
・信用建玉残高3,000万円以上
一見、資産を3,000万円以上預けている大口投資家向けのプランに見えますが
「1日の新規建約定金額合計3,000万円」は
資金的に少ない人であっても「約定代金の合計」なので、取引回数でカバーすれば誰でも狙う事ができます。
まるも更新し続けてずっと無料で使ってますよ~
しかし、無理をして大口優遇を目指すのはあまりお勧めできません。
条件を満たす為だけに無理やり回転売買をして、損失を出してしまっては意味が無いですからね。
無理せず大口優遇を目指すのであれば、後ほど紹介する手数料も金利貸株料も無料のいちにち信用を使って、寄り・引けのクロス取引で条件を満たせれば、費用も掛からず安全です。
※500万円以上の資金が必要
前場寄り750万円ずつ(計1,500万円)のクロス→前場引け引成返済
後場寄り750万円ずつ(計1,500万円)のクロス→大引け引成返済
で1日の新規建約定代金3,000万円が達成できます。
※売買代金(出来高)の少ない銘柄でクロスすると相場操縦的行為等を疑われる可能性があるので注意
資金が数十万~数百万円の方は、次に紹介する
いちにち定額コースで手数料を無料にするのがオススメです。
大口優遇の詳しい方法はこちら↓
いちにち定額コースなら100万円まで無料!
いちにち定額コースでは、1日の取引金額が100万円までなら
現物取引・信用取引ともに手数料が完全無料になります。
2020年12月7日より、100万円まで無料範囲が拡大されました。
■手数料
1日の取引金額合計 | 旧手数料 | 新手数料 |
---|---|---|
50万円まで | 0円 | 0円 |
100万円まで | 943円(税込) | 0円 |
200万円まで | 2,200円(税込) | 2,200円(税込) |
300万円まで 以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)を追加。 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) |
いちにち定額コースであれば無条件で適用されるので、誰でも簡単に利用できるのは有難いですね。
しかし、1日の取引金額が100万円を超えると途端に2200円~の割高な手数料がかかってしまうので注意!
優待クロスの場合、買いと売りを同時に注文しますよね。
現物買と信用売での2つの注文(クロス)の場合、無料枠は合計100万円=50万円ずつになるので、最大で50万円分までの銘柄しか手数料は無料になりません。
でも、次項で紹介する「いちにち信用」は例外で、この取引金額の合計からは除外されます。
いちにち定額コースで無料枠いっぱいの100万円までの信用売と、
いちにち信用(次項で解説)で同額の信用買(後に現引)を併用する事で
最大100万円分までの銘柄を手数料無料で優待クロス可能になります。
いちにち定額コースは100万円を超える注文には向きませんが、100万円以下の優待銘柄のみを集める場合や低予算で運用する人に向いています。
但し、うっかり100万を超えてしまうと手数料が発生してしまうので、ゼロコースの方が安心だと思います。
いちにち信用なら誰でも無料!
楽天証券には一般信用取引の中に、いちにち信用というものがあります。
1日限定で持ち越しはできませんが、売買手数料が完全無料という物で
買方金利(信用買)貸株料(信用売)まで完全に無料に!
2022年3月14日より、買方金利・貸株料が定代金にかかわらず全て無料化されました。
金利貸株料まで無料とは太っ腹だよね~
まるのお腹も太っ・・ゲフンゲフン
手数料に加えて金利も貸株料もゼロと、信じられない設定ですが
万が一持ち越してしまうと、翌日に強制決済になってしまいます。
楽天証券の強制決済はオペレーター取り次ぎ手数料として、
最大2,200円かかってしまうので絶対に持ち越さないように注意しなければなりません。
2023年6月5日より一律2,200円(税込)に引き下げられました。
な~んだ。持ち越せないから優待クロスには使えないじゃん・・・
と思った、そこのアナタ!
いちにち信用でも、必ず持ち越しを伴う優待クロスのコスト削減にとても有効な方法があるんです。
手数料無料で現物を用意できる!
いちにち信用を使って優待クロスのコスト削減する方法。
それは、信用取引で建てた買い玉を現物に交換してもらえる
現引きという決済方法を使うのです。
(現引きは手数料がかかりません)
いちにち信用でも現引きが可能です。
買いを一日信用で建てて、その日のうちに現引きすると
手数料ゼロで現物株を調達できちゃいます。
超割コースの場合は、いちにち信用を利用する事で現物余力を使わずに買注文ができます。
現物余力ギリギリで現物成行注文(ストップ高の金額で拘束)が余力不足の時などに便利です。
手数料は無料だけど強制決済には注意だよ!
いちにち定額コースでは手数料無料は100万円までですが、
いちにち信用は上限金額がありません。(約定代金に関わらず金利・貸株料まで無料!)
超割コース や いちにち定額コース と組み合わせて上手に使えばコスト削減に貢献してくれます。
まる式楽天優待クロス注文【完全版】
2023年10月からは
ゼロコース・超割コース大口優遇ならシンプルに現物買と信用売をするだけでOKになりました。
一般信用クロスの場合、無期限と短期(14日)から選択可能。
注文は、クロス約定予定の前日の夜19時過ぎに信用売を成行注文
※売建可能数量の在庫が無いものは注文不可
一般信用売りの注文が通ったものを、同株数を現物買で成行(寄付)注文
※執行条件を寄付にしないとエラー出て注文できません
制度信用クロスの場合は、最終売買日にクロス(約定)です。
前日の夜19時以降に制度信用売で成行と、同株数を現物買で成行(寄付)の注文を出しておきます。
※売禁を避けたい場合は早めにクロスする時もあります。
楽な時代になったね~
専用ツール・専用アプリが便利
まるはパソコンからの口座管理や取引に、楽天証券のマーケットスピードを使っています。
マーケットスピード(通称マケスピ)は株主優待クロス以外にも、デイトレードから中長期トレードまで、個人投資家の間で愛用者の多い人気の定番発注ツールです。
マケスピは2019年に無料化されました~
パソコンの前にいられない時は、スマートフォン専用アプリが便利。
( iSPEED for iPhone/Android )
家事・仕事の合間や外出・旅行先でも、簡単に一般信用在庫チェックから注文・現引処理までできます。
他社のアプリと比べても使い勝手はとても良いですよ。
まとめ
楽天証券はゼロコースの登場で誰でも手数料が完全無料になりました。
超割コースの大口優遇でも手数料は完全無料。
いちにち定額コースは1日の取引金額100万円まで
誰でも現物・信用の手数料無料です。
楽天証券はいつでも専用アプリで手軽に優待在庫チェックや注文ができるのも便利。
取扱銘柄数が豊富で一般信用短期・長期(無期限)とも使えるので、株主優待の一般信用クロス取引には欠かせない証券会社です。
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