
こんにちは、まる(@inukabu_maru)です。
まるが株主優待一般信用クロス取引で利用している
楽天証券について解説していきます。
楽天証券のおすすめポイント
2023年8月31日に、楽天証券が【国内株式(現物/信用)取引手数料が0円になる”ゼロコース”】を発表しました。
手数料形態変更の実施時期は、2023年10月1日(10月2日(月)約定分)からになります。
詳細はこちらをご確認ください。
※手数料改定にあたり、下記は情報が確定次第更新していきます。
逆日歩の発生しない一般信用売は、株主優待クロスには欠かせません。
そして、一般信用の取扱銘柄数や取得コスト等は証券会社毎に差が出る最も重要なポイントになります。
楽天証券の一般信用は
☆株主優待銘柄の取り扱いがとても豊富
☆金利貸株料の安い一般信用無期限を完備
☆条件次第で手数料や金利まで無料になる
株主優待の一般信用クロスには必須の証券会社なんです。
専用ツール・専用アプリが便利
まるはパソコンからの口座管理や取引に、楽天証券のマーケットスピードを使っています。
マーケットスピード(通称マケスピ)は株主優待クロス以外にも、デイトレードから中長期トレードまで、個人投資家の間で愛用者の多い人気の定番発注ツールです。

マケスピは2019年に無料化されました~
パソコンの前にいられない時は、スマートフォン専用アプリが便利。
( iSPEED for iPhone/Android )
家事・仕事の合間や外出・旅行先でも、簡単に一般信用在庫チェックから注文・現引処理までできます。
他社のアプリと比べても使い勝手はとても良いですよ。

手数料が安い
楽天証券の超割コースなら、他社と比較しても手数料は安い設定です。
優待クロスは毎月あれこれ取得していくと、取引回数も多くなってしまうのでコスト削減にとても有利。
優待目的以外の一般的なトレードであっても、コスト削減は利益に直結する部分なので重要な要素だと思います。
<信用取引の超割コース>
約定代金 | 手数料(税込) |
---|---|
~10万円 | 99円 |
~20万円 | 148円 |
~50万円 | 198円 |
50万円超 | 385円 |
貸株料
一般信用短期14日売建 年3.90%
一般信用無期限売建 年1.10%
さらに楽天証券には
信用手数料を無料にできちゃう制度があります!
手数料を無料にできる
楽天証券には信用手数料を無料にできる制度が3つあります。
・超割コース 大口優遇
・いちにち定額コース
・いちにち信用
これらをうまく利用すれば、コスト削減にとても有利になります。
超割コースは大口優遇で信用手数料が無料に
超割コースでは、いくつかある条件を1つ満たせば
3カ月間信用手数料が完全無料になる
大口優遇という制度があります。
優遇適用期間中にさらに条件を満たすと、その時点からまた3か月間適用に更新されるので、ずっと無料で使い続ける事も可能です。
また、2020年9月28日取引分から大口優遇条件が大幅緩和になりました!


まいにち判定は翌営業日から、まいつき判定は翌月から大口優遇が適用されます。
適用条件の中で、信用取引に関連するものは
・1日の新規建約定金額合計3,000万円
・1ヶ月の新規建約定金額合計3億円以上
・信用建玉残高3,000万円以上
一見、資産を3,000万円以上預けている大口投資家向けのプランに見えますが
「1日の新規建約定金額合計3,000万円」は
資金的に少ない人であっても「約定代金の合計」なので、取引回数でカバーすれば誰でも狙う事ができます。

まるも更新し続けてずっと無料で使ってます
しかし、無理をして大口優遇を目指すのはあまりお勧めできません。
条件を満たす為だけに無理やり回転売買をして、損失を出してしまっては意味が無いですからね。
無理せず大口優遇を目指すのであれば、後ほど紹介する手数料も金利貸株料も無料のいちにち信用を使って、寄り・引けのクロス取引で条件を満たせれば、費用も掛からず安全です。
※500万円以上の資金が必要
前場寄り750万円ずつ(計1,500万円)のクロス→前場引け引成返済
後場寄り750万円ずつ(計1,500万円)のクロス→大引け引成返済
で1日の新規建約定代金3,000万円が達成できます。
※売買代金(出来高)の少ない銘柄でクロスすると相場操縦的行為等を疑われる可能性があるので注意
資金が数十万~数百万円の方は、次に紹介する
いちにち定額コースで手数料を無料にするのがオススメです。
大口優遇の詳しい方法はこちら↓
いちにち定額コースなら100万円まで無料!
いちにち定額コースでは、1日の取引金額が100万円までなら
現物取引・信用取引ともに手数料が完全無料になります。
2020年12月7日より、100万円まで無料範囲が拡大されました。

■手数料
1日の取引金額合計 | 旧手数料 | 新手数料 |
---|---|---|
50万円まで | 0円 | 0円 |
100万円まで | 943円(税込) | 0円 |
200万円まで | 2,200円(税込) | 2,200円(税込) |
300万円まで 以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)を追加。 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) |
いちにち定額コースであれば無条件で適用されるので、誰でも簡単に利用できるのは有難いですね。
しかし、1日の取引金額が100万円を超えると途端に2200円~の割高な手数料がかかってしまうので注意!
優待クロスの場合、買いと売りを同時に注文しますよね。
現物買と信用売での2つの注文(クロス)の場合、無料枠は合計100万円=50万円ずつになるので、最大で50万円分までの銘柄しか手数料は無料になりません。
でも、次項で紹介する「いちにち信用」は例外で、この取引金額の合計からは除外されます。
いちにち定額コースで無料枠いっぱいの100万円までの信用売と、
いちにち信用(次項で解説)で同額の信用買(後に現引)を併用する事で
最大100万円分までの銘柄を手数料無料で優待クロス可能になります。
いちにち定額コースは、100万円を超える注文には向きませんが、100万円以下の優待銘柄のみを集める場合や低予算で運用する人にオススメです。
いちにち信用なら誰でも無料!
楽天証券には一般信用取引の中に、いちにち信用というものがあります。
1日限定で持ち越しはできませんが、売買手数料が完全無料という物で
買方金利(信用買)貸株料(信用売)まで完全に無料に!

2022年3月14日より、買方金利・貸株料が定代金にかかわらず全て無料化されました。

金利貸株料まで無料とは太っ腹だよね~

まるのお腹も太っ・・ゲフンゲフン
手数料に加えて金利も貸株料もゼロと、信じられない設定ですが
万が一持ち越してしまうと、翌日に強制決済になってしまいます。
楽天証券の強制決済はオペレーター取り次ぎ手数料として、
最大4,950円もかかってしまうので絶対に持ち越さないように注意しなければなりません。
な~んだ。持ち越せないから優待クロスには使えないじゃん・・・
と思った、そこのアナタ!

いちにち信用でも、必ず持ち越しを伴う優待クロスのコスト削減にとても有効な方法があるんです。
手数料無料で現物を用意できる!
いちにち信用を使って優待クロスのコスト削減する方法。
それは、信用取引で建てた買い玉を現物に交換してもらえる
現引きという決済方法を使うのです。
(現引きは手数料がかかりません)
いちにち信用でも現引きが可能です。
買いを一日信用で建てて、その日のうちに現引きすると
手数料ゼロ(約定代金50万円以上は金利貸し株料もゼロ)で現物株を調達できちゃいます。
超割コースの場合は、いちにち信用を利用する事で買い(現物調達)の手数料を無料にできます。

手数料は無料だけど強制決済には注意だよ!
いちにち定額コースでは手数料無料は100万円までですが、
いちにち信用は上限金額がありません。(約定代金に関わらず金利・貸株料まで無料!)
超割コース や いちにち定額コース と組み合わせて上手に使えばコスト削減に貢献してくれます。
まる式楽天優待クロス注文【完全版】
まるが楽天証券(超割コース大口優遇)で、どういうふうに優待クロス注文しているかというと
クロス(約定)する前日の夜に全て成行注文で
売りは、一般信用の短期又は無期限。(制度クロスなら制度信用)
買いは、いちにち信用でクロス注文。
翌日、約定したらその日のうちにいちにち信用買を必ず現引き。
あとは権利落ち日になったら現渡して終了。
という流れで注文しています。
いちにち定額コースの人は、買いは無料枠の範囲内であれば現物買が良いと思います。

現引を忘れがちな人は現物買か制度信用買でリスク(強制決済)を回避!
まとめ
楽天証券はいちにち信用買い→現引きをすれば
誰でも現物は手数料無料で用意できます。
いちにち定額コースは1日の取引金額100万円まで
誰でも現物・信用の手数料無料。
超割コースの大口優遇なら信用手数料無料。
自分のスタイルに合わせて3つの制度を利用する事で
完全無料化が可能なのです!
いつでも専用アプリで手軽に優待在庫チェックや注文ができるのも便利。
取扱銘柄数が豊富で一般信用短期・長期(無期限)とも使えるので、株主優待の一般信用クロス取引には欠かせない証券会社です。
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